「俺は、男だ!クソ野郎」
第4章 調子乗んなっ!
まぁ、でもわかったことは、
好かれているような美貌をもった奴らは、
危険ってことだよな?
じゃあ、俺もろ安心じゃん。
関係ないことじゃん。
むしろ圏外ってとこだよな?
だって、チビだし、キモいし、
平凡だし…いいとこがない。
泣きたくなるが
このコンプレックスを感謝する日が
来るなんて…!
でも、実際女の子に
モテないのは、ショックだけど…。
「岬、絶対油断して、どこでも寝るんじゃねぇぞ。気をつけろよな?」
大悟は、心配そうに
言ってきた。
「え?なんで俺?」
「(無自覚バカ)…とにかくだ。だから、俺から絶対離れるんじゃねぇーぞ?」
「意味わかんねー…「いいな?」
「はい」
大悟の黒い笑みが怖くて
頷いた。
気をつけるって、何に気をつけるんだ?
俺なら、全然大丈夫だけど…
あっ、喧嘩は、弱いけど
口喧嘩は、こう見えて結構強いんだ!