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子犬と俺の物語

第12章 頼みごと

雅紀「ちょっと買い物は難しかったかな…?」

ご飯を食べ終わり皿を片付けながら聞いた。

和也「違うの…これ…」

和は紙を見せて指を差した。

和也「漢字で読めなかった…」

雅紀「あっ、ごめんね…!俺つい漢字で全部書いたんだね…!」

俺は洗い物を終えて居間に戻る。

雅紀「これはね…」

俺は座って紙に書く。

雅紀「これは『ぎゅうにゅう』って読むんだよ?で、これは、『はくさい』って読むの。」

和也「へぇ〜…難しい…」

雅紀「今度からちゃんとひらがなで書くね?」

和也「うん…お願い…」

雅紀「よし、お風呂入ろうか?」

和は俺の服の裾をギュッと掴み上目遣いで俺を見た。

雅紀「そんな顔してもダメです…!」

俺は強制的にお風呂に連れて行った。

和也「雅紀の意地悪…!」

和は文句を言いながらお風呂に入った。

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