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子犬と俺の物語

第13章 関わり

雅紀「ごめんね…和…ありがとう…」

和也「ううん…」

雅紀「どこに行ってたの…?」

和也「なんか…モデル事務所っていうところに連れて行かれた…」

雅紀「えっ、モデル…?」

俺は和に抱きつきながら聞いていた。

和也「うん…知らない男の人に連れて行かれて…モデルやらないかって…」

雅紀「そっか…和…美形さんだもんね…スカウトされてもおかしくないもん…ところでなんで子犬になってたの…?」

和也「わかんないけど…途中でキスされたら子犬に戻っちゃった…」

雅紀「俺がキスしたら…戻るかな…?」

和也「へっ…?」

俺は和の唇に自分の唇を重ねた…

和也「んっ…」

唇を離すと、

和也「あれ…?もどらない…」

雅紀「なんでだろうね…?」

和也「でも人間のほうが雅紀と一緒にいられる…」

和はニコッ…と笑った…

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