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子犬と俺の物語

第14章 絶対

雅紀を見つけて抱きしめる。

雅紀は何も言わずに目を閉じていた。

俺はそのまま雅紀を連れて家に帰る。

布団を敷いて雅紀を寝かせる。

顔色は良くない…

俺も今日はそのまま眠ってしまった。

和也「ん…」

目が覚めると朝になっていた。

隣を見ると、

和也「…⁉︎」

雅紀の姿がない…

俺は急いで居間の方に行った。

するとテーブルには紙が置いてあった。

「家を出ます。さようなら。」

和也「ぁ…っ…はぁ…っ…」

俺はその場に座り込んだ。

和也「ヒック…うぅ…」

俺の目から大量の涙が…

和也「うぇぇぇん…!」

俺は泣いて叫んだ…

俺は落ち着いた頃に智の家を向かった。

智「和…!どうしたの?朝に来て?」

和也「ヒック…ヒック…智…!」

俺は智に抱きついた。

智「和…」

和也「うぇぇぇん…!ヒック…うわぁぁぁん…!」

俺は智に抱きついてまた思いっきり泣いてしまった。

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