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子犬と俺の物語

第14章 絶対

翔「子犬…?」

雅紀「うん…」

翔ちゃんは真剣に聞いてくれた。

雅紀「名前は和…あっ、和也だね…」

翔「多分俺…その人に会ってる。」

雅紀「あっ、そっか…言ってたもん。」

翔「一緒に暮らしてたってことだよね?」

雅紀「うん…騙されてたみたい…俺…」

俺は顔を伏せた…

翔「でも俺はそれでもいいと思うよ…?」

俺は顔を伏せながら翔ちゃんの話を聞いた。

翔「好きなのには変わりはないよ。それが恋愛とかじゃなくても好きなら一緒にいたいって思うよ…」

雅紀「……」

俺はゆっくり顔を上げた…

翔「気持ちが落ち着いたらでいいよ。でも帰ろう?」

俺は小さく頷いた。

今日学校に行けば5連休だ…

運良く休日になっている。

俺はバイト先に電話をして休みをもらい、俺は翔ちゃんとあの後学校に向かった…

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