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子犬と俺の物語

第15章 帰り

アパートに着いて、

雅紀「久しぶりだな…」

俺は自分の家に帰る。

ガチャ…

扉は開いている…

中に入ると声も音もしなかった。

悲しい気持ちにはなるけど…

俺は…

雅紀「ただいま…」

そう言った…

すると、

タタタッ…!

誰かの足音が聞こえる…

すると、

ガチャ!

「はぁ…はぁ…」

雅紀「あっ…」

目の前には…

雅紀「和…」

和だ…

すると和は勢いよく俺に抱きついた。

雅紀「わぁ…⁉︎」

俺はそのまま床に倒れてしまった。

雅紀「いたた…」

和を見るとギュッと強く俺を抱きしめて、

和也「バカ…‼︎雅紀のバカ…‼︎うぇぇぇん…!」

そう言って和は思っきり泣いていた。

雅紀「バカ…だね…」

和也「ヒック…ヒック…」

俺も背中に手を回して抱きしめ返した…

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