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子犬と俺の物語

第15章 帰り

雅紀を家を出て3日が経った。

俺は智の家で世話になっている。

智「和、食べないの?」

智が切って用意してくれた魚肉ソーセージ…

いつもだったら喜んで食べるけど…

和也「智…ごめん、いらない…」

食べる気が出なかった…

本当に雅紀はもう帰ってこないのだろうか…

本当に俺は捨てられたのだろうか…

俺は窓の外を見ていた。

智「大丈夫だよ…相葉さんは帰ってくるよ…」

和也「そうかな…」

俺はもう諦めていた…

すると、

タッ…タッ…タッ…

和也「…‼︎」

智「和?どうしたの?」

足音が聞こえた…

間違いない…!この足音…!

和也「智!俺行ってくる!」

俺は智の家を出た。

俺は走った…

急いで家の中に入る。

ガチャ!

中にいたのは…

「和…」

ずっと待っていた…

俺の飼い主…

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