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子犬と俺の物語

第3章 生活

雅紀「可愛いな〜和は〜」

俺はちょっと意地悪でお腹をこちょこちょとくすぐった。

和也「ひゃ…!はははっ…雅紀…!それダメだって…!やぁ…!くすぐったいから…!」

ギュッと腕に力を入れる和。

和也「やぁ…!もうダメ…!はははっ…くすぐんないで…!」

俺は手を止めた。

雅紀「ごめんごめん!和があんまりにも可愛くて。」

和也「疲れちゃった…」

俺は頭を撫でた。

目をうるうるさせながら俺を見る和。

雅紀「和!お風呂に入る?」

和也「えっ、お風呂…?」

和の顔が強張った。

雅紀「うん!お風呂、入ろう!」

和也「あっ…待って!雅紀!」

雅紀「ん?なに?」

和也「お風呂は…ちょっと…」

雅紀「えっ…?」

和也「風呂は…嫌いなんです…」

雅紀「えっ…⁉︎」

まさかのお風呂嫌いなの…⁉︎

雅紀「お風呂嫌いなの?」

すると和は目を伏せた。

雅紀「でも流石に人間の体だし入った方がいいんじゃないかな…」

和也「やぁ…」

和は目をうるうるさせ俺を見た。

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