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子犬と俺の物語

第18章 守る

雅紀sid

和は唇を重ねた。

雅紀「んっ…」

和からしてくれるなんて嬉しかった…

何回も雷が鳴るたび重ねてくれる…

俺は怖くなくなった。

重ねられるたび胸がドキドキする…

目を開けてみると和が優しい目で俺を見てくれていた。

和也「雅紀、もうちょっと我慢してね…?」

雅紀「うん…」

雷がだんだん遠くなり止んできた。

和也「はい、雅紀、聞こえなくなったよ?」

雅紀「ありがとう…」

和は塞いでくれていた手を離した。

俺は和に抱きついた。

和也「えっ、雅紀…」

雅紀「ごめん…なんか…」

怖かったから…?安心して…?

自分でも分からない…

雅紀「分かんない…でもこのままでいい…?」

和也「いいよ…雅紀…」

和も抱きしめ返してくれた…

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