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子犬と俺の物語

第3章 生活

俺は再びお湯を掛けると、

和也「ヒック…うぅ…」

雅紀「和!大丈夫…⁉︎」

和は泣きそうになった。

和也「お湯が嫌…ヒック…」

雅紀「もう終わりだから大丈夫だよ?上がろ?」

脱衣所に連れて行き体を拭いた。

雅紀「よし!終わり!」

和は目を伏せていた。

雅紀「よく頑張ったね?えらいえらい!」

俺は頭を撫でた。

すると笑顔になった。

雅紀「俺もお風呂に入ろう!和、居間の方で待ってて?」

和也「分かった。」

俺はお風呂を済ませることにした。

お風呂から上がり居間に戻ると座布団に和が座っていた。

雅紀「子犬の時と同んなじだね?」

和也「この座布団いい。気に入った。」

雅紀「それはよかった。」

俺が座ると和はまた俺の膝に頭を乗せて横になった。

そして上目遣いで俺を見た。

雅紀「なに?どうしたの?」

喋らないけどなんかしてと言ってるような目をした。

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