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和也「雅紀、どうし…」

雅紀「えっ…」

和は驚いた顔をした…

和也「どうしたの？雅紀…なんで…」

和は俺の隣に来て…

和也「どうして…泣いているの…？」

和は涙を拭いてくれた。

雅紀「和…‼︎」

俺は和に抱きついた。

和也「わぁ…！雅紀…」

雅紀「ヒック…ヒック…」

俺は泣いていた…

和也「どうしたの…？雅紀…？」

雅紀「実はね…」

俺は和に話すことにした…

雅紀「1週間後…母ちゃんと父ちゃんと一緒に…海外に引っ越すことしたの…」

和也「えっ…」

雅紀「俺も最初は考えてたんだけど父ちゃんや母ちゃんのこと考えて決めたの…でも和のことも大事だし…もうどうしたらいいのが分かんない…！」

和也「雅紀…」

雅紀「うぇぇぇん…和〜…！」

俺はずっと和に抱きついて泣いてしまった…

肩には冷たいものが感じた…

チラッと見ると和も静かに涙を流しているのが見えた…