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子犬と俺の物語

第8章 怖いもの

和也「雅紀、聞こえなくなったよ?」

俺は雅紀の耳から手を外した。

雅紀「ヒック…怖かった…」

和也「雅紀も嫌いなものあった。」

雅紀「あるよ…俺だって…」

俺は雅紀の頬にキスをする…

雅紀「ひゃ…和…」

和也「いなくてごめんね?智の所に行ってたの。」

雅紀「そうだったんだ…あっ、和。電気付けてくれる?」

俺は電気を付けた。

和也「雅紀…大丈夫?」

雅紀「うん…だいぶ落ち着いたから…ありがとう…」

和也「俺、雅紀の役に立てた。」

すると雅紀はニコッと笑った。

雅紀「ご飯作るね?」

和也「うん、魚肉ソーセージね?」

雅紀「うん、いいよ?」

雅紀はご飯の準備をした。

雅紀「ぁ…っ…」

雅紀はしゃがみ込んだ。

和也「雅紀…⁉︎ 大丈夫…⁉︎」

雅紀「ごめん…ちょっと疲れた…」

雅紀は俺の方に倒れて眠ってしまった。

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