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子犬と俺の物語

第8章 怖いもの

ガチャ!

雅紀「ただいま〜!」

居間に行くと、

和也「おかえり雅紀〜 雅紀、今日ピンポーンが鳴って出たらこれ渡された。」

見るとダンボール。

雅紀「あっ、荷物だね?」

俺はダンボールを開ける。

雅紀「母ちゃんからだ〜!」

毎月母ちゃんが色々なもの送る…

雅紀「食べ物もあるよ〜」

和也「母ちゃんってお母さんのこと?」

雅紀「そうだよ?またこんなにいっぱい〜」

下の方を見ると、

雅紀「ん?」

封筒が入っていた。

見ると現金だ…

雅紀「また生活費も…」

母ちゃんは毎月お金も送ってくれる…

あっ、俺ももちろんバイトはしてるよ?

今、テストが近くてお休みしてるだけ。

雅紀「大丈夫なのに…」

和也「雅紀…」

和はうるうるした瞳で俺を見た…

雅紀「あっ…ごめんね?和。」

和也「雅紀が悲しい顔すると俺まで悲しくなる…」

俺は和の頭を撫でた。

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