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子犬と俺の物語

第10章 ずっと

俺は座布団を頭に向け和を寝かせた。

その間も頭を撫でる。

和也「ん…」

和は寝返りをする。

俺は和が寝てる間、勉強することにした。

和也「んぅ〜…」

見ると和がゆっくりと目を開けた。

雅紀「おはよう、和。」

和也「寝ちゃった…」

雅紀「気持ち良さそうだったもんね?」

和也「雅紀はなにしてるの?」

雅紀「勉強だよ?」

和は起き上がり俺の元にきた。

和也「なんて読むのか分からない…」

どうやら漢字は読めないみたいだ。

雅紀「漢字は難しいもんね。」

和也「ひらがなとかは読めるよ。ちゃんと。」

雅紀「和、頭いいもんね〜よし、和が起きたからお風呂に入ろう?」

すると和は、

和也「嫌です…」

可愛い上目遣いで言ってきた。

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