
甘く染めて
第9章 №8
「もぐもぐ…それなら先生の家におみまい行けばいいんじゃにゃい?」
もぐもぐとおにぎりを夢中に食べていた小夏がビックリ発言をした。
「ぶふぉっ!っえ?小夏、先生の家知ってんのぉおっ?!」
飲んでいたジュースを吹き出しそうになった。
「え~知ってるよ~小夏の家の近所だもん♪」
「「「………」」」
ま、まじっすか小夏さん…いや、小夏様。
それはぜひとも行きたいですっ!
「小夏、先生の家ってど…「家、どこ?!」
先生の家を聞こうとした時、亜純実が声を上げて言った。
「え…?なんで亜純実…先生の家知りたいの?」
ビックリした小夏はおにぎりを置いて真剣な顔で亜純実に言った。
