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甘く染めて

第9章 №8



 「…おやすみ…先生」

 適当に帰ってと言われてもな…

 帰りたくない!

 先生のそばにいたい。

 ベッドにそっと頭を置いた。

 先生の髪の毛しか見えないけどね。

 「…んー…り…お…」

 「?!」

 グリンと先生の顔がアップに映った。

 どうやら、寝返りだったようだ…。

 夢の中で私のこと想ってくれてるのかな。

 「先生…好きだよ…」

 先生の髪の毛を触って私はつぶやいた。

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