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甘く染めて

第9章 №8



 先生の胸にぼふっと抱き寄せられる。

 先生の体はまだ、熱かった。

 「っひゃ!」

 するっとスカートの中に手をいれられ、ふにゃふにゃとお尻を揉んできた。

 「や…ッ」

 先生の胸で顔をうずめていると、クイッとあごを上げられて、キス。

 「ん…ふ…」

 濃厚な深いキス。

 先生の舌が熱い。

 頭がクラッとしてくる。

 「せんせ…っダメだよ、熱あるのに…」

 唇を離され、私は先生にそう言った。

 「…でも気持ちよさそうな顔してたけど?」

 「…わっ!」

 先生に押し倒された。

 徐々に近づいてくる先生の顔。

 「莉緒…好き…」

 突然の言葉に唖然した。

 先生が始めて私のことを好きと言った。

 「んッ…」

 ちゅくちゅくと音を立て、先生の舌が私の口の中をかき乱す。

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