テキストサイズ

甘く染めて

第1章 №1



 ドクンドクンドクン…

 どうか、先生がこっちに来ませんようにっ…

 私は、体育座りをして腕の中に顔をうずめた。

 やばい、泣きそうっ

 亜純美と先生の、

 シてる場面…忘れられない。

 忘れたい…忘れられない…っ


 「っく…ぅう…」

 声を漏らして私は泣いた。

 「……山田?」

 ビクッ

 恐る恐る私は顔をあげた。

 「せん…せい…」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ