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甘く染めて

第1章 №1



 「やぁッ」

 ドンッと先生の胸を強く押しのけてしまった。

 「あっ…」

 キス…しちゃった。

 本当は、どうにかなっちゃいそうなくらいうれしいの。

 でも、いきなり…だったからびっくりした。

 「お前、ホントはこうされたかったんだろ?」

 ニヤッと笑う先生。

 いつもの甘い笑顔ではない。

 「せ、んせ、いつもと違うよ…」

 「そりゃぁ、猫かぶってるし」

 「ね、猫かぶってるの?!」

 し、知らな過ぎた。

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