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甘く染めて

第10章 №9



 こんな声初めて聞いた。

 幼稚園からの仲だけど、怒ったときもこんな声してなかった。


 「そんな怖い目で見んなよ」


 ハハッと春夜先生は笑うけど、私は全く笑えない。


 翔太の顔、見れない。


 「鈴木先生、莉緒と何したんですか?」


 「あ? 何って、ねぇ?一つしかねぇだろ?


 セッ・ク・ス♡」


 や、めてよ、お願い、翔太に言わないで…


 春夜先生が段々と近づいてきて、私の目の前にしゃがんだ。


 耳元で、


 「昨日、シたこと…見せ付けちゃおうか?」クスッ


 「ーーーッ!?」


 やだ、やめてください…


 そう言おうと思った瞬間、

 春夜先生にキスされ、舌がいきなり入ってきた。


 「んっ、んんっ、ふ…」


 春夜先生に逆らおうとするけど、春夜先生のキスは何も考えれないほど、


 「やばいキスだったんだああああああああ!」(心の叫び


 「ん…んん…っ」


 くちゅくちゅと音が鳴りはじめた。

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