甘く染めて
第11章 №10
体育の時間
「今日は何するのかなぁ」
「さっむぅういっ」
「外出るのかな、やだあ~」
クラスメイトの色々な声が、更衣室を飛び回る。
「ねーーえ、亜純実!また胸、おっきくなったんじゃないのぉ?」
美咲がニヤニヤしながら、手をうにゃうにゃ動かして亜純実の胸に近づく。
「そんなことないよ~」
「へーーーーーっ、うりゃっ」
もにゅんっ
「やんっ、ちょ、美咲!」
「っわあああああっ、でかい!ビッグだ!」
美咲のこの声に皆キャーキャー言いながら亜純実の元へ寄っていった。
(先生に揉まれてるからじゃないの?はんっ、揉まれとけ巨乳)
って、これ、ただの逆恨みじゃ…
「…莉緒、行こうっ」
「こ、なつ…っ」