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甘く染めて

第3章 №3



 「んっ」

 いきなり翔太がキスしてきた。

 「な、なに…」

 「俺、お前の事スキなんだけど」

 「えっ…」

 このぎゅうぎゅうの電車の中で告白されるとか、想像もつかなかったっす‼!

 「だって…翔太、中学の時、私の事ふったじゃんか」

 「ごめん、その時は理由が合って断った。その時俺、ホントは莉緒の事好きだった。」

 いきなりの言葉で、頭の中がゴチャゴチャだあ…。

 亜純美の事、先生の事、翔太の事…。

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