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兎ノ夢

第10章 わるいゆめ。

一瞬にして何もかも居なくなる
見慣れたものもなく、ただ広がり続ける砂の大地
煌々と輝く太陽
ボクの意思は崩壊しそう

一瞬にして全ての関係が崩れる
身を切られる思いで出会えた友は、それぞれの道へ行く
引き留めることは出来ない
ボクの想いは消え去りそう

一瞬にして思考を拘束される
なんで、こんな思いをしなきゃいけないの?
助かる道はないの?
諦めなきゃいけないの?
ボクの視界から光は消え去った。

おわって、目覚めて、これは町がみている悪い夢。

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