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シュールな関係

第8章 金の切れ目は縁の切れ目

「大和ってわたしのこと

退屈しのぎと思ってるでしょ?」


わたしはあなたをかまうほど

暇じゃないんだから。



それに大和の合格なんて

いらないし。


その上、簡単にセフレなんて

口に出す 今の若者になんか

着いて行けないわ


・・・2つしか年違うって事は

晴人と一緒ってことよね?


たった2歳だけど大和とは

ジェネレーションギャップを

感じるわ~



あなたには知り合った中の

『最低な軽い男』ワースト1

の称号を与えてあげる!


大和とわたしとは未来なんて

ないのだからこれっきり


「くくっ それありだな


俺はセフレ マジで言ってるけど

俺の誘いに断る訳ねぇよな?」


あなたの誘い?

乗る訳なんてないでしょ?


それならわたしも真剣に言うわ


「そうね

いつかまた大和と偶然の

再会があれば考えてもいいわ」


「お前バカか?

偶然の再会なんて本当にあると

思うか?」


「どうかな?

未来の可能性は無限に

あるんだから」



未来の可能性は無限・・・って

くさい台詞を吐いてしまったわ




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