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シュールな関係

第8章 金の切れ目は縁の切れ目

大和が飲んでた

ワイルードターキー12年


わたしも好きなバーボンの一種

だけど原酒不足やらで製造中止

になった。


だからわたしは、終わりを

意味するお酒を選んだ。



ワイルドターキー12年

瓶とショットグラス2個


アルコール度数 50,5度

美味しく飲めて、酔いも早い。



二人の目の前に並々と注がれた

ショットグラス




「 ルールは俺が決める

一問一答形式でするぞ」


「一問一答?」


「1杯ごとに交互に一つ質問し

真実のみを答えてから飲む

分かったな?」


真実のみを答えて・・・か

ややこしいルールを付けるのね。


「それに奈緒が負けたら絶対

俺のセフレになれよ

誓えるよな?」


「武士に二言はない」


「・・・・・・。


ぷっ  オマエ

もう既に酔ってるのか?」


し・・・しまった

また時代劇好きの台詞が出て

しまった。


「さ…さっさと始めるわよ」



「なんかもう既に勝負が見えて

悪りぃ~な」

って勝利を掴んだみたいに

大和は言ってるけど

この前の分10万とさらに今回

分でトータル20万!!



どん底のわたしには手が

出るほど欲しいのよ!



さあ奈緒!モチベーションを

上げて頑張るのよ!!


 

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