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シュールな関係

第14章 真実と嘘は紙一重

「バカかお前

罰ゲームな訳ないだろ

ちゃんとした酒だよ


ブラッディマリィの意味は

俺は負けない・断固として勝つ

って意味だからな」



俺は負けない・断固として勝つ

一体何の意味なの?




も・・・もしかして


一磨が言ってる通り


わたしに――――


わたしに告白するってこと!?




大和は運命の出会いにそんなに

盛り上がっているの?



弟と暮らしているのを知らないで

同棲と思ってるのよね!?



ちょっと待ってよ いきなりで

心の準備が・・・




「大和 断固して勝つて一体

どういうことさ?」


わたしを意味ありげに見ながら

一磨が訪ねる。


うん・・・ 多分 一磨と

考えてる事同じたよね。





『奈緒よく聞けよ!


おれは奈緒が彼氏いようが

好きなんだ!


この前にセフレにならないかって

言ったことは謝る


あのことは撤回する だから

別れて俺の女になれ!!』



そんなこといきなり言われても

困るじゃない・・・


あ~ゆるしてぇ~

わたして本当に罪な女だわ。








「・・・ちゃん 奈緒ちゃん?

どうしたのぼーっとして

大丈夫?」



「えっ!!!!!?」



やばばばばっ・・・



大和に告白される妄想を

しちゃったじゃないの!!!



も~ わたしったらナニ一磨に

踊らされているの~!!



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