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シュールな関係

第15章 送別会の罠

 スキって!? 



聞き慣れない言葉にドキドキする


落ち着いてわたし。


一之瀬さんに流されたらダメよ!



「わたしへのスキのレベルは

どれくらいですか?」

突っ込んで聞く。


「レベル?」


「だから友達レベルとか 

家族レベルとか 


恋愛レベル 友情レベル

色々あるじゃないですか?」




「お前からみたらーーーー

俺のレベルはなんだ?」


一之瀬さん・・・わたしが聞いてるのに質問返しなの?




「んんーーーーーー


先輩以上で・・・・



恋人未満レベル?って

とこでしょうかね」




「なんだそれ?


ハッキリしない一番やらしい

答えだな」




「じゃーーーー


わたしの事どのレベルかハッキリ

とお答えください!」



「そうだなぁ~

おまえはバカなペット・・・?

って感じだからな


それも世話が大変な?

くくっ」


何なの!?

その思い出し笑いのような

ヤラシイ言い方は!!




それも人間以下の扱い!?


わたしはワンコですか!?


「はぁ?

そのおバカなペットレベル



一体意味わかりませんが・・・



そのペットは私ですか?」



「お前しかいないだろ 

ペット溺愛レベルにしとくよ



バカほどほっとけなくて可愛い

からな」



うううっ~~~~!!!



溺愛といわれてこんなに

嬉しくない気持ち・・・・



ありえないわっ!!



やっぱり一之瀬さん


一カ月とは言わず

あなたとは即縁を切るわよ!


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