テキストサイズ

シュールな関係

第15章 送別会の罠

今のわたしにはその木のれ揺れ…

風が強く拭いてるようにしか

見えなくて余計に寒い。





滅入った気分で体感温度が

どんどんと下がってる気が

するんだけど!?



気のせい?



何処からかSOSは出来ないのかしら!?



そうだ晴人がいる!!

私のSOS感じてくれない!?

『晴人 姉 ピンチ 助けて!』

姉なりの念を送る。



そもそもわたしこんな場所にいる

のは一之瀬さんのせいよね!?



今頃はのうのうと酒を飲んで

美味しいの食べてご機嫌に

しているのかしら?



私は一之瀬さんのせいでこんな

ハメにあっているのに・・・



考えるとムカムカしてくる。



わたしを閉じ込めた人たちは

どうしているのかしら?



チャンスとばかりに一之瀬さんの

横に座って美味しモノ食べて

色気出して笑ってるのかしら?



一之瀬さんも彼女たちも

許してなるものか!!


だけど熱い怒りと対称にジッと

していると手足が冷たくなってくる。



身体を動かさなくっちゃーーーと

思いつつも立つが、北風を直に

くらい身震いがしてドアの隅に

座って小さく縮こまる。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ