
シュールな関係
第20章 現実の世界って…
一磨と大和のゲームに
巻き込まれ…酔った勢いで
大和と寝てしまったけど…
その後の大和との記憶は…
悪いイメージより…楽しかった
笑ったり…
バカっぷりに驚かされたり…の
方が多いのが・・・事実
今日のパーティも一緒に
いてくれたし、暴行されそうに
なったレオンからも助けて…
殴ってくれた…
さっきも追いかけて来てくれて、
ジャケットを貸してくれて…
稔君のところに
連れて来てくれて・・・いる。
大和が…
最低の男じゃないってくらい…
もう…とっくに分かって…いる。
「・・・奈緒 聞いてるのか?
ぼーーっとして…」
「えっ? ゴメン…何?」
「これ
服を買って来たから…着替えろ」
「わざわざ服を
買いに行ってくれてたの?
ありがとう 大和」
黒い紙袋の中には…
ピンクの薄い紙にラッピングされ
包まれた服が入っている。
「適当に買ったからーーー…
趣味悪いとか文句言うなよ!」
頭を掻きながら
ちょっとテレくさそうにする。
「そんな非常識なこと
言うワケないじゃないの!
大和…
本当にありがとう!!
稔くんも…不安だったわたしに
綺麗にカットしてくれて
このミティアムヘアー
本当に気に入ったわ!
ありがとう!
あっ…
更衣室お借りしてもいい?」
巻き込まれ…酔った勢いで
大和と寝てしまったけど…
その後の大和との記憶は…
悪いイメージより…楽しかった
笑ったり…
バカっぷりに驚かされたり…の
方が多いのが・・・事実
今日のパーティも一緒に
いてくれたし、暴行されそうに
なったレオンからも助けて…
殴ってくれた…
さっきも追いかけて来てくれて、
ジャケットを貸してくれて…
稔君のところに
連れて来てくれて・・・いる。
大和が…
最低の男じゃないってくらい…
もう…とっくに分かって…いる。
「・・・奈緒 聞いてるのか?
ぼーーっとして…」
「えっ? ゴメン…何?」
「これ
服を買って来たから…着替えろ」
「わざわざ服を
買いに行ってくれてたの?
ありがとう 大和」
黒い紙袋の中には…
ピンクの薄い紙にラッピングされ
包まれた服が入っている。
「適当に買ったからーーー…
趣味悪いとか文句言うなよ!」
頭を掻きながら
ちょっとテレくさそうにする。
「そんな非常識なこと
言うワケないじゃないの!
大和…
本当にありがとう!!
稔くんも…不安だったわたしに
綺麗にカットしてくれて
このミティアムヘアー
本当に気に入ったわ!
ありがとう!
あっ…
更衣室お借りしてもいい?」
