
シュールな関係
第20章 現実の世界って…
稔君にお礼を言って…
帰りの車…
『靴を買いに行こう』と…
大和が帰りに言うと、稔君が
『帰るだけなら…ルームシューズ
あげるわよ』って…言ってくれて
履いている…。
そして服は結局…大和の趣味の
ヘビメタファッション。
もう…この先の角を曲がれば…
マンションに着く。
ちゃんと
大和にお礼を言って…別れよう。
「なぁ 奈緒
お前がいきなり帰るから…
雅兄が
すげー機嫌が悪くなってたぞ」
機嫌が悪い?
それ以上に…気分が悪いのは
こっちのほうよ!!
「知らないわよっ
一之瀬さんが勝手に怒って…
わたしのコト…
若菜って言ったんだよ!!
気のある素振りをされて…
こっちの方が…
困惑してるんだから!!」
…彼女でもないのに…怒鳴られて
…あたられて
全く考えが分からない…。
「気のある素振りされたのか?
雅兄め… やっぱり…
もしかして…
奈緒も…その気なのか!?
雅兄に見初められ…
俺とセフレになり…
男と同棲してるんだよなぁ?
おまえは…そんなに計算高い
女だったのかよ!?
もしかして…3股か…?
たらし女だったのかよ!?」
真顔になり…
真剣な顔つきで…わたしを見る。
帰りの車…
『靴を買いに行こう』と…
大和が帰りに言うと、稔君が
『帰るだけなら…ルームシューズ
あげるわよ』って…言ってくれて
履いている…。
そして服は結局…大和の趣味の
ヘビメタファッション。
もう…この先の角を曲がれば…
マンションに着く。
ちゃんと
大和にお礼を言って…別れよう。
「なぁ 奈緒
お前がいきなり帰るから…
雅兄が
すげー機嫌が悪くなってたぞ」
機嫌が悪い?
それ以上に…気分が悪いのは
こっちのほうよ!!
「知らないわよっ
一之瀬さんが勝手に怒って…
わたしのコト…
若菜って言ったんだよ!!
気のある素振りをされて…
こっちの方が…
困惑してるんだから!!」
…彼女でもないのに…怒鳴られて
…あたられて
全く考えが分からない…。
「気のある素振りされたのか?
雅兄め… やっぱり…
もしかして…
奈緒も…その気なのか!?
雅兄に見初められ…
俺とセフレになり…
男と同棲してるんだよなぁ?
おまえは…そんなに計算高い
女だったのかよ!?
もしかして…3股か…?
たらし女だったのかよ!?」
真顔になり…
真剣な顔つきで…わたしを見る。
