無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

茶化そうとして話そうとしても

大和の手に緊張して…怖くって


目を瞑ってしまい…

必死に冷静に話そうとする…




「へっ？


奈緒が　一緒に暮してるのは


ーーー弟なのか…？」




食いつくのは…そっち？



「そうか　そうだったのかよ…」



急に大和の表情が明るくなり…


掴んていた手を離すと…



中指でわたしのデコを


　　//パチン//


と…デコピンしたかと思えば

抑えて痛がるわたしを見て

笑い出す…



「痛ぁーー！！」


何いきなり機嫌がよくなるの？



「今日の俺…

ラッキＤＡＹかも！？」


はぁ？

何がラッキーか分からない…


今日のわたしは…どん底

なのに・・・。




「それは…よかったわね


わたしは今日は人生最悪の日

のワースト３に入るわ



わたしは一之瀬さんの見合いを

断るための彼女役だったのに…



嘘が重なって…

大きくなりすぎて…


何故か会長に認められて

今までの借金を肩代わりして…

全額支払ってくれたの…



今日は会長に…借金の返済の

相談をするために行ったの


なのに社長には会えずーーー…



恋愛トラブルに巻き込まれ　

モデルに騙され・・・



セレブのお嬢らに

貧乏やら…低層者とか言われ

弟のことで脅されて・・・

心をえぐられて…粗塩を擦り

たくられたわ