無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「師匠！！


御見苦しいところをーーー…



申し訳ございません！」



恥ずかし～～！！


ウキャー…だよっ！！



「陰ながらお待ちして

おりましたので…



先程のことも何も…

お気になさらないでください」


山本さんが

気恥ずかしそうな笑みに

見えるのは…気のせいか…？



気のせいじゃないっ


キャーーーン


バレバレで恥ずかしいー！！


穴があれば

入りたい…埋まりたい！！



「いや…　アレは…

いきなりの接触事故！？



不可抗力なんです！！」





「奈緒様・・・

プライバシーのことは

詮索いたしませんので

ご安心下さいませ



でもーーー…

大和様の意外なお姿を見れて

楽しませて頂きました」


ふっと微笑する顔が楽しそうに

見えるのは…気のせいか…？






「会場では…

奈緒さまを守れきれず

申し訳ありませんでした


完全な私の力不足です


髪まで切らされてーーー…



本当に…すみません」



山本さんがいきなり頭を下げて

心苦しい表情を…する



「山本さんっ


頭を上げてください

それに…誤らないで下さい

　
髪は自分で切ったのですから…

それに髪は…また伸びます　


色々とご迷惑をおかけしたのは

わたしの方です　


本当にすみませんでした…」