シュールな関係
第21章 過去への清算
「奈緒…ちょっと…
そのまま…動くなよ」
「靴…脱がして何するの?」
私の靴を何かに履き替えさえた…
「どうだ?」
足元をみると…
「えっ…
これはガラスの靴?」
足にはキラキラと輝く透明の
ガラスの靴が・・・
「そう…
奈緒はシンデレラだろ?
―――――――ほらっ
サイズもピッタリだろ?」
「うん…ピッタリ 歩けるの?」
「実用性にはかけるが履けるぞ」
それは本当にガラスの靴で…
太陽とガラスが重なって
光が反射して
ダイヤのように輝き…
「凄く…素敵ーーー」
だけど驚きの方が大きく…
靴から目を離して
大和の顔を見つめる…。
「俺はお姫様を探して…
ここまで追いかけて来た
…言っただろ?
お前が何と言おうと
終わりにしねぇって…
奈緒…
俺の目を…見ろ」
大和の綺麗な瞳が…
一直線にわたしを見つめる
鼓動がドキドキと急激に早まる
パーティの帰りと同じトキメキに
緊張が増す…
「俺はお前が好きだ
そろそろお前も
俺との運命を
受け入れたら…どうだ?」
何も答えられず―――
ただ黙って
大和の瞳を見るのが
精一杯でーーーー…
恥ずかしさが
わたしの身体を支配する
この胸のドキドキが
大和に聞こえて
しまうんじゃないかと思える程
鼓動の速さが
どんどん加速し…止まらない。
そのまま…動くなよ」
「靴…脱がして何するの?」
私の靴を何かに履き替えさえた…
「どうだ?」
足元をみると…
「えっ…
これはガラスの靴?」
足にはキラキラと輝く透明の
ガラスの靴が・・・
「そう…
奈緒はシンデレラだろ?
―――――――ほらっ
サイズもピッタリだろ?」
「うん…ピッタリ 歩けるの?」
「実用性にはかけるが履けるぞ」
それは本当にガラスの靴で…
太陽とガラスが重なって
光が反射して
ダイヤのように輝き…
「凄く…素敵ーーー」
だけど驚きの方が大きく…
靴から目を離して
大和の顔を見つめる…。
「俺はお姫様を探して…
ここまで追いかけて来た
…言っただろ?
お前が何と言おうと
終わりにしねぇって…
奈緒…
俺の目を…見ろ」
大和の綺麗な瞳が…
一直線にわたしを見つめる
鼓動がドキドキと急激に早まる
パーティの帰りと同じトキメキに
緊張が増す…
「俺はお前が好きだ
そろそろお前も
俺との運命を
受け入れたら…どうだ?」
何も答えられず―――
ただ黙って
大和の瞳を見るのが
精一杯でーーーー…
恥ずかしさが
わたしの身体を支配する
この胸のドキドキが
大和に聞こえて
しまうんじゃないかと思える程
鼓動の速さが
どんどん加速し…止まらない。