テキストサイズ

シュールな関係

第21章 過去への清算

「俺は…

奈緒といてるだけで

凄く幸せな気分にるんだ…



お前はどうだ?



俺のこと



もう…
好きになってるはずだろ?」





「自惚れないで…」



自分の気持ちを誤魔化そうと


目を逸らす…




「お前は俺が好きだ



俺はもう…

お前さえいれば何も欲しくない」



どうしよう///




もうきっと


自分のドキドキが


スピーカーに

なっているんじゃないかと思う




「だから…


お前だけは俺から離れさせない

 




ずっとーーーー…


俺の傍にいてくれないか?」







「・・・・大和」






俯いてしまい…


顔を上げることすら…出来ない






だけど…大和の眼差しを感じ…



口調から…真剣さが伝わる。






「奈緒…目を逸らすな





俺を見ろっ




もっと俺を見つめろ!





口に出して…

俺のを好きと言えないか?」




目を見つめるも…直ぐに逸らして

しまう…





心臓が…壊れそう…







わたし…




わたし…



いつのまにか大和のこと――――



本当に…



好きになって…いる


ストーリーメニュー

TOPTOPへ