シュールな関係
第6章 好みとは
「これ以上 からかうなら
この話白紙に戻しますよ
お・見・合・い~
お・見・合・い~
即結婚~♪ 即結婚~♪」
今度はわたしが音頭を
取るように挑発的な態度にでる。
「何ふざけてるの?
俺の貴重な時間をさいて
練習してんだ
お礼の言葉すらもないのか?」
はぁ?
なにいきなり冷静になって
当たり前のようにわたしを
しかりつけるの!?
しかも時間さかれているのは
わたしだっつーの!!
えっ?
一之瀬さ~~ん
なんですかぁ~~?
全く聞こえないですけど~?
わたしに対する
感謝の言葉が~~~!!
「お前・・・なに反抗的な
目してんだよ」
あっ
わたしったら知らない内に睨み
きかせてたわ。