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紳士協定布いてます

第4章 紳士協定

「そのファイルに目を通して納得できたら、この書類読んで記入してくれるかな。
2~3日中に挨拶がてらに藤堂に取りに行かせるから。」

「はい。」


素直に返事をする遥暉に満足した表情を浮かべる。


「よろしく。じゃあ、ゆっくりファイル見てていいよ。

昼休憩や放課後は誰かがいるからいつでも遊びに来ていいよ。

この部屋は学園のアイドル達の憩いの場だから。」


「ありがとうございます。」


「丸山君!甘い言葉に惑わされてはいけないよ。
昼寝してる顔を激写されたりするんだから--。」


少し厳しい顔を作って泰弘が遥暉に注告すると、矢島は笑いながら遥暉に耳打ちした。


「泰弘の’スリーピングビューティー’の写真が過去結構な売り上げだったんだよ。クククッ。」






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