紳士協定布いてます
第1章 一目惚れ
駅のホームに降りると彬史が遥暉に並び、声を掛ける。
「おはよう、遥暉」
「おはよう、コンちゃん」
「おはようございます、上出先輩」
「・・・」
無言で顔を向けた上出が彬史の隣に立った自分をチラッと確認するのを感じながらも、構わず声をかける慶矩。
「友達?紹介して?」
好感度120%の微笑みを遥暉に投げると、彬史に催促する。
「うん?同級生の丸山遥暉。遥暉ぃ、こっちは岡田慶矩、俺の幼馴染で2年生」
「おはようございます」
遥暉は混雑で動きがとりづらいのか、ちょこっと首をすくめるような会釈をした。
――カワイイぃ!
「よろしく俺はオカダ・・・」
さりげなく握手をしようと出した慶矩の手を、上出につかまれた。
「おはよう、遥暉」
「おはよう、コンちゃん」
「おはようございます、上出先輩」
「・・・」
無言で顔を向けた上出が彬史の隣に立った自分をチラッと確認するのを感じながらも、構わず声をかける慶矩。
「友達?紹介して?」
好感度120%の微笑みを遥暉に投げると、彬史に催促する。
「うん?同級生の丸山遥暉。遥暉ぃ、こっちは岡田慶矩、俺の幼馴染で2年生」
「おはようございます」
遥暉は混雑で動きがとりづらいのか、ちょこっと首をすくめるような会釈をした。
――カワイイぃ!
「よろしく俺はオカダ・・・」
さりげなく握手をしようと出した慶矩の手を、上出につかまれた。