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涙話 -Beeindruckt sein-

第4章 最高のママ



そんなある日、私は仕事の都合により家を空けることになってしまった。

実家の母に電話してしばらく来てもらうことになった。


出張中、何度も自宅に電話をかけて
子供達の声を聞いていた。


2人を安心させるつもりだったが、
心安らぐのは私の方だった気がする…


そんな矢先、息子の通っている幼稚園の運動会があった。


「ママとおどろう」というようなタイトルのプログラムがあり、
タイトルの通り園児と母親が手を繋いで輪になってお遊戯をするような内容だった。


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