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嫉妬に苦しみ…

第2章 傷と涙と…

雅紀「ニノ…なんで…」

和也「分かんないよ…分かんないけど…あなたが泣いてると思ったら探してた…」

雅紀「ご…めん…」

和也「なんで謝るの…」

雅紀「えっ…」

和也「なんで謝んだよ…俺があなたを殴ったり一方的に言って苦しめたのに…!なんで謝んの…!どうして自分が悪いって思うの…⁉︎」

すると彼はゆっくり俺の方に体を向け俺の目を見た。

雅紀「俺…ニノが悪いって思ったことがないもん…ニノが笑ってくれればいいって。俺のそばで笑ってくれればいいって思っていたから…ニノが悲しい顔してたら俺がニノを不満させてたってずっと思っていた…」

和也「……」

本当に…この人は…

和也「俺のこと…許してくれるの…?」

すると彼はニコッと笑って、

雅紀「当たり前だよ…今でもずっとニノが大好きなんだもん…」

和也「相葉…さん…」

俺は彼に抱きついて、

和也「ごめんなさい…ごめんなさい…‼︎」

雅紀「ニノ…」

和也「ヒック…相葉さん…‼︎ うわぁぁん…」

俺は彼の腕の中で泣いた。

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