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嫉妬に苦しみ…

第2章 傷と涙と…

雅紀「ニノ…」

彼は俺の涙を手ですくった。

和也「ごめんなさい…」

雅紀「もう謝らないで?俺は怒ってないもん!今でもずっとニノが大事だから…」

和也「優しい…ね…」

そんな彼を大好きになった俺…

和也「あっ…」

彼の腕を見ると赤くなっている。

和也「傷…」

雅紀「傷…?あっ…もう大丈夫だよ?」

俺は彼の腕を持って傷を舐めた。

雅紀「ひゃぁ…」

和也「痛い…?」

雅紀「大丈夫…ちょっと変な感じかして…」

和也「痛かったよね…」

雅紀「でもそれくらい俺の事を好きでいてくれたんでしょ?嬉しいよ。」

和也「相葉さん…」

どこまでも優しい彼…

雅紀「キス…してもいいかな…?」

恥ずかしそうに言う彼…

和也「うん…」

お互いに目を合わせて…

和也「んっ…」

彼の唇が重なった…

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