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4年分の愛を君へ

第1章 再会



「皆さん、私が今持ってるので今日の分は終わりです!
今、ホッチキスの役割のところが凄く渋滞してるのでそれより前の役割の終わった人は手伝ってください。」

委員長の言葉を聞き解放感がわき出てきた。




やっと終わる……。






ホッチキスの奴らー、早くしろー!!








少しの苛立ちを覚え髪の毛をかきむしっていた。







「あのー、私手伝います。
ホッチキスの役割の方はもうたくさんの助っ人がいて他のところをお願いされたので。」


「そうなんです、とても助かります。
ありがとうございます。」


望月さんは笑顔でその人に挨拶していた。




聞き覚えのある声。



俺は一瞬で疲れが吹っ飛んだ。





「ねー、マサト!
スミレ先輩だよ!!w」

「ふーん、そーなんだ。」




俺はわざと無関心な不利をした。




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