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4年分の愛を君へ

第1章 再会




時計の針は5時半を指していた。


中高生の完全下校時刻まで後30分。




てゆーか、まだこれ終わんないのかよ。


製本されたパンフレットにチラシをはさむ。

ただそれだけの作業をもう1時間近く行っている。



流石に飽きる。

いや、流石じゃなくて誰だって飽きる。

回りを見ると皆疲れた表情をしている。





後何分やるのこれ……。




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