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不思議な時計

第2章 2




昨日のオナニーのせいかすごく目覚めがよかった。


怠かった学校も今日は楽しみで仕方ない。

だって俺にはこの時計がある。

楽しみじゃないわけがない。



いつもより少し早く家を出た。


確認しなければならないことがあるからだ。

それはつまり、『時間が止まっても濡れるのか』ってことだ。


濡れないのなら意味はない。

こんな時計には用無しだ。



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