
君の笑顔をーー
第17章 冬に咲いた花。
少しして、蓮と大翔先輩が来た。
『泉!お待たせ!
紗彩ちゃん!久々だね?』
『蓮先輩、お久しぶりです!
いつもうちの泉がお世話になってます!笑』
(おぃ。紗彩…ママかよ‼︎笑)
『 はい。お世話させてもらってます。』
「ちょっと‼︎ 蓮!」
『ははっ。悪ぃ。 紗彩ちゃん。
こっちが俺のツレの大翔!』
『紗彩ちゃん。初めまして。
相澤 大翔です。突然ゴメンね?
予定とか大丈夫だった?』
大翔先輩はニコっと笑って紗彩に挨拶した。
(あ。ヤバ…倒れそう。その笑顔‼︎
ほら。紗彩の瞳…キラキラしてますよ?)
『大翔先輩のお誘いなら、どこまでも飛んで行けますよ‼︎』
『クッ。 どこまでも飛んで行かれたら困るな…。ちゃんと俺のとこで止まってよ?笑』
『本当、泉と紗彩ちゃんは言うコト似てるのな? 仲良しでイイ友達だわ!』
『はい! 私と泉は大切な親友ですから♪』
紗彩は私を親友と言ってくれ、ニッコリと笑った。
そして私たちは4人でカラオケに入った。
