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君がいたから-優輝ver.-

第2章 会話

『お、おめでとうございます。1等と3等の賞品が当たりました。』


まじかよ。
なんだろう、その賞品。

その賞品を店員に手渡された俺。
でっかいリラックマのぬいぐるみと
コリラックマのパジャマ。
うわぁ、俺が持ってるものではないなこれ。
早く渡そう・・。

「沙彩ちゃん、いこう。」
「あ、終わったんですか?」
「うん。あとね、これ。」

差し出したそれをみて沙彩ちゃんはびっくりしまくりな顔をしてもらえないと言う。

「じゃあ、あかねさんがもらう!」
「どっちが一つな、ふたりでわけて。俺いらない。」
「沙彩ちゃんどっちがいい!?」
「え、えっと・・いいんですか?ほんとに。」
「うん、いいよ。俺が持ってても変だし。」
「じゃ、じゃあぬいぐるみが欲しいです・・」
「あ、よかったぁ!パジャマ欲しかったのー!」

意見割れしなくてよかった・・。
内心ヒヤヒヤしたんだよ、これが一番ね・・。

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