
君がいたから-優輝ver.-
第5章 気持ち
気持ちを知るにはいい機会だ、なんてあとからラインであかねから来たけど、何をするつもりなんだろうか。
俺の秘密をバラすのかなぁ。
それでもいいけど、それで変な空気になってもいやだな。
「じゃ、私は先に行って待ってるから、二人はゆっくり来るんだよー!」
あかねはそう言って、電車から降りる俺らに手を振ってニコニコしている。
まもなくして、電車が発車してしまったので、俺は沙彩ちゃんに家の場所を聞くことにした。
「沙彩ちゃんの家ってどこ?」
「えっと、駅のすぐそこなんですよ。徒歩5分です!」
近っ!?
いいなぁ・・俺は徒歩でなんていける距離じゃないわ。
いや、いけるけど。気力的に無理。
「じゃあ、道案内よろしくー。荷物は持ってくよ」
実際、さっきまでへばってたのが嘘のように元気になっている。
不思議なこともあるものだ。
「あ、あの・・」
「大丈夫!なんでだかわかんないけど、元気になったんだよね。俺も不思議なんだけど。」
「そうですか・・?」
「うん、あ、もうすぐ?」
目の前には大きなマンション。
ここのどこかの部屋かな?
「はい、もうすぐそこですよ」
「マンション?」
「そうですね、マンションの上のほうです」
上のほうってことは、金持ちか!
金持ちじゃないか!
くそ!凡人の俺からしたら羨ましいよ!
『あれ?お姉ちゃんじゃん!』
声のほうを見てみると、沙彩ちゃんに少しだけ身長を足して、髪の毛を短くした感じの子がそこに立っている。
「ちょっ・・!めぐ!!」
「めぐ・・?」
「あ、えっとね!優輝くん、この子、私の妹なの・・」
「え!?」
「背丈とか私のが小さいし、びっくりでしょ・・?」
「いや、そこは驚かなかったけど、あ、そうなんだw」
何にびっくりしたって、そこじゃないよ。
顔が似すぎてたからびっくりしたんだよ・・w
双子かと思ったよ・・w
俺の秘密をバラすのかなぁ。
それでもいいけど、それで変な空気になってもいやだな。
「じゃ、私は先に行って待ってるから、二人はゆっくり来るんだよー!」
あかねはそう言って、電車から降りる俺らに手を振ってニコニコしている。
まもなくして、電車が発車してしまったので、俺は沙彩ちゃんに家の場所を聞くことにした。
「沙彩ちゃんの家ってどこ?」
「えっと、駅のすぐそこなんですよ。徒歩5分です!」
近っ!?
いいなぁ・・俺は徒歩でなんていける距離じゃないわ。
いや、いけるけど。気力的に無理。
「じゃあ、道案内よろしくー。荷物は持ってくよ」
実際、さっきまでへばってたのが嘘のように元気になっている。
不思議なこともあるものだ。
「あ、あの・・」
「大丈夫!なんでだかわかんないけど、元気になったんだよね。俺も不思議なんだけど。」
「そうですか・・?」
「うん、あ、もうすぐ?」
目の前には大きなマンション。
ここのどこかの部屋かな?
「はい、もうすぐそこですよ」
「マンション?」
「そうですね、マンションの上のほうです」
上のほうってことは、金持ちか!
金持ちじゃないか!
くそ!凡人の俺からしたら羨ましいよ!
『あれ?お姉ちゃんじゃん!』
声のほうを見てみると、沙彩ちゃんに少しだけ身長を足して、髪の毛を短くした感じの子がそこに立っている。
「ちょっ・・!めぐ!!」
「めぐ・・?」
「あ、えっとね!優輝くん、この子、私の妹なの・・」
「え!?」
「背丈とか私のが小さいし、びっくりでしょ・・?」
「いや、そこは驚かなかったけど、あ、そうなんだw」
何にびっくりしたって、そこじゃないよ。
顔が似すぎてたからびっくりしたんだよ・・w
双子かと思ったよ・・w
