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君がいたから-優輝ver.-

第2章 会話

「優輝ぃー、この後すぐ帰りっしょー?ゲーセンいこうよ!私今回は勝つから!せんたっき!」

「ケンタッキーみたいに言うのやめろ。maimaiだろ。」

「そうそう、まいまい!!」


話をしながら教室に入ると、あの子がいた。
あの席でひなたぼっこしつつ何かをしている。
なにしてんだ・・?

「何してるの?」
「んあ!?あ・・ええっと・・!」
「ああ、驚かせてごめんね。さっきもごめんよ」
「い、いえ。いいんです。その・・ええっと・・」
「俺、鈴木優輝。」
「え?」
「名前。君の名前は?」


困惑したような、オドオドとした感じ。
これは・・
もしかして、男とか人とかそういうの苦手・・なのかな。
うーん、話しかけたらまずかったかな・・。

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