
君がいたから-優輝ver.-
第6章 好き?嫌い?
あかねが張り付いていたそのショーケースの中身は、香水キャッチャーだった。
確かに、1回から3回で取れるなら普通に買うより安いけど、普通の人は絶対やらないだろこれは・・。
そもそもこれって高いものじゃないの・・?
だとしたら、そう簡単に取れないように配置されてるような気がするんだけど。
「あかね、どうしたの?」
「優輝君!!」
「沙彩ちゃんが困ってるやんwwなん、どした?」
「優輝ぃー!これとって!!」
来ると思ったよ。
言うと思いましたよ。
とれるわけねえだろ!!!
・・・やってみるけど。
「一度やってみて、できなさそうなら諦めろ。」
「ええー・・」
ワンプレイだけやってみると、やっぱり動かない。
そりゃあそうだ。中身は液体なんだから、ある程度の重みがある。
こんなクレーンごときでは動くわけがないのだ。
「動かないな。」
「でも、微妙に動いたよ!」
「それじゃ意味ねえよ、アホみたいに金を捨てる気にはならん。」
「ええー」
俺とあかねの掛け合いを横目に、なにやら沙彩ちゃんとめぐみちゃんが話し込んでいる。
「めぐ、それ・・何回でとってもらったの・・?」
「え?2回だったよ!すごいよねぇー」
「そうじゃないでしょ・・。お礼は?言ったの?」
「え・・んー・・」
「まだなんでしょ!」
「言ったっけ・・?」
「言いなさいっていつもあれほど・・」
なんだかお母さんみたいだな。
妹かぁ・・ここまで可愛いといいんだけどね・・。
俺の妹はそういうわけにいかないしなぁ・・。
風呂上りには恥ずかしげもなくまだ着替えてるのにドア開けるし。
あいつマジでなんなの・・。
「沙彩ちゃん」
「なんですか・・?」
「ちょっとよりたいとこあるんだけど、いい?」
「あ、はい。」
「お兄さん!」
「ん?」
「これ、ありがとう!」
「どういたしましてw」
にこっと笑うと、あかねが口を尖らせて話しかけてきた。
「私もなんか欲しいよー」
「黙れクソわんこ」
「わん・・」
確かに、1回から3回で取れるなら普通に買うより安いけど、普通の人は絶対やらないだろこれは・・。
そもそもこれって高いものじゃないの・・?
だとしたら、そう簡単に取れないように配置されてるような気がするんだけど。
「あかね、どうしたの?」
「優輝君!!」
「沙彩ちゃんが困ってるやんwwなん、どした?」
「優輝ぃー!これとって!!」
来ると思ったよ。
言うと思いましたよ。
とれるわけねえだろ!!!
・・・やってみるけど。
「一度やってみて、できなさそうなら諦めろ。」
「ええー・・」
ワンプレイだけやってみると、やっぱり動かない。
そりゃあそうだ。中身は液体なんだから、ある程度の重みがある。
こんなクレーンごときでは動くわけがないのだ。
「動かないな。」
「でも、微妙に動いたよ!」
「それじゃ意味ねえよ、アホみたいに金を捨てる気にはならん。」
「ええー」
俺とあかねの掛け合いを横目に、なにやら沙彩ちゃんとめぐみちゃんが話し込んでいる。
「めぐ、それ・・何回でとってもらったの・・?」
「え?2回だったよ!すごいよねぇー」
「そうじゃないでしょ・・。お礼は?言ったの?」
「え・・んー・・」
「まだなんでしょ!」
「言ったっけ・・?」
「言いなさいっていつもあれほど・・」
なんだかお母さんみたいだな。
妹かぁ・・ここまで可愛いといいんだけどね・・。
俺の妹はそういうわけにいかないしなぁ・・。
風呂上りには恥ずかしげもなくまだ着替えてるのにドア開けるし。
あいつマジでなんなの・・。
「沙彩ちゃん」
「なんですか・・?」
「ちょっとよりたいとこあるんだけど、いい?」
「あ、はい。」
「お兄さん!」
「ん?」
「これ、ありがとう!」
「どういたしましてw」
にこっと笑うと、あかねが口を尖らせて話しかけてきた。
「私もなんか欲しいよー」
「黙れクソわんこ」
「わん・・」
