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表裏、一体。

第2章 理由。

過去に、4人だけだけど、そんな私に告白してきた人たちもいた。
それを、これだけ愛想を振りまいているのだからと、当然の見返りとして受け取り、また、当然の反応として、振った。

その理由は、単純。







嫌われたくないから。







これだけ頑張って好かれたのに、付き合ってしまったら、ボロが出て、嫌われるに違いない。
だって、私は最低だから。
中身が腐り切っているから。
こんな私を知ったら、みんな離れていく。



そんなの、嫌。





人に嫌われるなんて、

もう、







嫌。







だけど、私は白内君と付き合うことに決めた。

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