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お前は俺のxxx

第14章 本当はどっち⁉︎



屋上に出ると、春の風が通り抜けた。


「わぁー‼︎ 気持ちー‼︎」


『だろ?』


颯太は、扉の上にある屋根に登った。


『横に梯子あんだろ。登って来いよ。』


梯子を登り屋根に登ってみた。
上では颯太が空を見上げ、寝転んでいる。
私は空を見上げながら座った。


「へ〜。空が近く感じるんだね〜。」


『こうやって、空見んの好きなんだよ。お前も、ほら…。』


「え? ぅわっ⁉︎」


突然、腕を引っ張られバランスを崩した私は、颯太の上に倒れこんだ。



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